綿は古くから日本人に親しまれてきた素材です。
綿の繊維はネジレをもち、それが弾力性と繊維績層によって保温性を高めています。
綿(コットン)ふとんの特徴
綿(コットン)ふとんに使われているわたとは
また、掛けふとんには繊維が細くて長い特徴をもったメキシコやアメリカ産などの綿花が、肌添いが良いことから使われています。
綿(コットン)ふとんの種類
掛けふとんの中には、通常の掛けふとんと、肌掛けふとん、夏掛けふとんがあります。
また、敷きふとんでは通常の敷きふとんに加えて、ポリエステルの固わたを中芯に使ったものなども開発されています。
さらに、掛けふとん、敷きふとんともにポリエステルとミックスしたものがあります。
綿(コットン)ふとんを購入する時の注意点
また、綿(コットン)ふとんわたには、かさ高や弾力、白さなどの品質によってJIS規格の商品もあります。
品質の良い綿(コットン)ふとんは、打ち直しによって再生することも出来ます。
綿100%の詰めものは、保温性や吸湿性、弾力性等に優れており、また綿とポリエステルのミックスは、かさ高性、弾力性に優れております。
綿100%、綿とポリエステルのミックスも、どちらも綿の品質が決め手となります。
また、綿とポリエステルとのミックスの割合は、一般的に掛けふとんの場合は綿とポリエステルが50%ずつ、敷きふとんの場合は綿が70%、ポリエステルが30%位です。
いずれにしても、信頼のおけるお店でお買い求めください。
綿(コットン)ふとんのご使用期間
良質の綿花を使った綿(コットン)ふとんは、打ち直しや丸洗い(クリーニング)をしながら使用すると、10年くらい快適にお使いいただけます。
綿(コットン)ふとんの打ち直しについて
加工段階で、わたの繊維が短くなり重量が減りますので、新しいわたを足すとともに、ふとん生地を新しいものに替えて仕立て直すものです。
一般的に掛けふとんで5年位、敷きふとんで3年位が打ち直しの目安で、打ち直し回数は2回位が限度です。
綿(コットン)ふとんをふっくらさせるには?
わたにも寿命があり、ヘタリが生じて、綿そのものが相当傷んでいる可能性があるからです。
ふっくらさせるには、打ち直しやふとんの丸洗いをすることも一つの方法です。
綿(コットン)ふとんのクリーニングについて
汚れや汗による塩分、雑菌などを洗い流すとともに、付着したダニを死滅させるなど、丸洗いによって衛生的にお使いいただけます。
ただし、クリーニングする場合には専門業者か、寝具専門店にご依頼ください。
ご家庭での水洗いは、ウォッシャブルと表示してある薄いもの以外はお避けください。
綿(コットン)ふとんの日常のお手入れについて
吸収した湿気を放出して、ふっくらとよみがえり、弾力性、保温性をとりもどします。
また、ふとんのカバーはこまめに洗濯をしてください。
綿(コットン)ふとんを長期間収納する時は?
長期間保管しますと臭い等がこもる場合がありますので、再びお使いになるときは日に干してからお使いください。ふっくらとよみがえります。
また、保管中でも時々日干しをして乾燥させてください。